旧友に会った話
旧友
古くからの友達。また、昔の。「―とする」
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%97%A7%E5%8F%8B/#jn-55514
古くから「続いている」友人,昔の友人のどちらの意味も含めるらしい.
数年ぶりの再会
GW付近に関西旅行をしたのだが,その際に大阪と京都にいる高校同期2人に会った.
実に成人式ぶりであった.(のはず)
それぞれの近況,ここ数年の間に身に起こったこと,将来のこと,各々の考えなどを共有するいい時間であった.
二人とも自分と同じく現役で大学に入学し現在は大学院に通っている.
一人は,ストレートで大学院に入り,現在は博士課程への進学を検討しているようだ.第一志望はヨーロッパにある大学院らしく,入試の勉強もさることながら言語の壁を少しでも低くするための勉強を今はしているらしい.高校の頃は僕と同じ部活に所属しており,ジャグリングに勤しんでいた.どうやら自己鍛錬が好きらしく(昔から筋トレはしていた),ランニングを続けていたところこの間のフルマラソンを3h30mで完走したらしい.強い.
もう一人は,根は真面目で超いいやつなのだが,怠惰&己の不注意(本人曰く「シラバスの日本語が読めなかった」)により留年をし現在は修士1年.就職と博士課程でちょうど迷っているところらしい.5,6歳年上の彼女と付き合っており,半分ヒモらしい.大丈夫か.
話の種
就職と博士課程あたりの話から,アカデミアでの地位の確立の仕方,就職後のライフプランなどについての話が主であった.
自分は他人がどう生きようとあまり知ったこっちゃないと思ってしまうタイプの人間ではあるが,他人がどのように人生を捉えているのかについては興味があるということを体感した.
友人とは
さて,これが難しい.
数年間,連絡すら取り合っていなかった人を友人と呼べるのだろうか.ましてや,表現がきついかもしれないが,自分は彼らを含め他人にあまり興味がない.機会があれば再び会うことはあるだろうが,これからまたしばらく連絡は取らないだろう.
結局のところ人間関係は流動的であり,数ヶ月・数年単位で変わるものだ.行く川の流れは絶えずして,しかももとの水にあらず.
その中で生まれる「友人」という存在が一時のものであるか将来的に続くかは,その時にはわからないし圧倒的に前者である場合が多い.
そのため,関係を続けようとする営みが尊く見えるのだと思う.
さて,僕と「君」はどうだろうか.